Rosand シリーズ据置型/卓上型キャピラリーレオメーター


研究、製品開発、品質管理向け高精度キャピラリーレオメーター

 



卓上型(左)RH2000 床置型(右)RH7 / 10

特長

  • ツインキャピラリー測定により測定精度向上と測定時間短縮を実現
  • 幅広いせん断速度を高精度で制御可能(ISO 11443)
  • 内圧の変化を直接測定することにより、伸長粘度測定が可能
  • クーリングオプション、バンドヒーターによる幅広い温度制御が可能

せん断範囲

オプション

ダイスウェル

キャピラリーダイから出てくる押出物(ストランド)の直径をレーザーで測定します。

ホールオフ(メルトテンション)

キャピラリーダイから出てくる押出物(ストランド)が滑車を通るときの張力を、精密電子天秤の重量変化から計測します。

温調ユニット

低温から高温に対応した温調ユニットをラインナップしております。

アクセサリ

キャピラリーダイ / オリフィスダイ

測定するせん断速度範囲で使い分けます。直径0.25mm, 0.5~2mm (0.5mm刻み)、3mmです。

圧力トランスデューサー

測定するサンプルの粘度によって使い分けます。500psi~30000psiまで7種類あります。

仕様

※表は横にスクロールできます。

型式RH2100RH2200RH7RH10
バレルボアの数12
設置方法卓上型床置型
最大荷重12 kN
(オプション:20 kN)
50 kN100 kN
速度範囲0.005~600 mm/min
(オプション:0.005~1200 mm/min)
0.003~600 mm/min0.003~1200 mm/min
温度範囲バンドヒーター:室温~400℃ (オプション:500℃)
低温クーリングコイルオプション:5~300℃
バレルボア(直径)15mm (オプション:9.5mm, 12mm, 19mm, 24mm)
バレルボア(長さ)250mm290mm
圧力トランスデューサー500psi, 1000psi, 1500psi, 3000psi, 5000psi, 10000psi, 30000psi
ダイ(直径)0.25mm, 0.5mm, 1mm, 1.5mm, 2mm, 3mm
ダイ(長さ)0.25~40 mm

アプリケーション
データ

分子鎖構造が異なるポリエチレン樹脂のせん断粘度

メルトインデクサーにより得られる測定値(MFR[g/10min])では、一点測定のため三種類のサンプル間の差はみられませんでしたが、ツインキャピラリーレオメーターではせん断速度を変えて複数点測定できるため、サンプル間の差がきちんと見られています。

シーラント材料のせん断粘度の繰り返し再現性

シーラント材料(シーラー)のような高粘度サンプルを回転粘度計や回転型レオメーターで測定すると、回転によりプレート間からサンプルがはみ出してしまうので測定が困難ですが、キャピラリーレオメーターではキャピラリーダイから押し出して粘度を測定する方式のため、正確な測定ができます。

二種類の未加硫ゴムのせん断粘度

未加硫ゴムは溶融樹脂よりも粘度が高いため、ダイから押し出すのに大きな力が必要です。ハイパワーな床置型モデルのRH7(50kN)やRH10(100kN)を用いて測定することにより、押出成型や射出成型で起こる高せん断速度域まで測定することが可能です。

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