新元号を予想してみました(平成最後のブログ)

2019.03.25


皆様こんにちは。ネッチ・ジャパンの篠田です。

散歩ばかりしている「熱分析の散歩道」も、ついに平成最後となりました。かけこみで、平成最後のブログを書かせて頂きたいと思います。

ネッチ・ジャパンを任されてから7年、おかげさまで右肩少し上がりの成長を続けて参りました。経営の難しいことは解りませんが、大切なのは事物の明確な認識と、将来の予想、そしてそれに対する的確な対応、だと思っております。そこには「勘」も重要で、「勘」を磨くためには、日頃仕事に関係ないことでも未来予想をおこなうことも練習となります。

そこで今回は、ずばり、次の年号の予想です(笑) つまりこれがやりたかったのですが、少し苦しい前振りでした。まず、年度末で忙しい社員の意見を聞いてみました。

Aさん:
アルファベットで、HSTMで始まるのは除外されるのではないでしょうか?履歴書など年号が省略して書いてあるのは、重複すると困るでしょう?


なるほど、リケジョらしい答えです。目からうろこでした。アルファベットでさらに無いだろうという文字を除外していくと、最初の文字は A,B,D,E,F,G,I<J,K,L,N,O,R,U,W に絞られます。

息子:
“ジョンタイターの予言”だと「安始」(アンジ)だよ。


私:
はいはい、シュタインズ・ゲートにも出てくるやつね。予言が外れると、パラレルワールドのこっちではこうなっている、と言い逃れるアヤシイヤツだろう。


でも、これで「安」は、候補から外れたのではないでしょうか?巷のアヤシイ予言の通りになってしまったら困りますよね。それぐらいはリサーチしているのではないでしょうか?

Bさん(中国の方):
歴史的にWARの反対の意味の漢字じゃないかしら。それに加えて、economic development の意味があるといいよね。


これかなあ、と「富」という字をホワイトボードに書いてみました、それともこれかなあと、「鑫」も書いたら、少しウケました。ちなみに発音は「金」と同じそうです。

オーディエンスはこれくらいにして、次は年号を決められる方々のバックグランドからの予測です。
宮中には今も陰陽師の子孫がいて、その意見が重要視されているとすると、陰陽五行説にもとづく推測もできるわけです。
もう四十年ほど前に読んだ本でおぼろげな記憶なのですが、音による漢字の五行の見分け方、いうのがありました。それに「アヤワ土、サ金、ハマ水、タナラ火ぞ、カは木と定め音に従う」というのがありました。あと、奇数は陽、偶数は陰ですね。
なお、皇室は、易経を必須科目として習われていることと思います。易経に五行の記述はありませんが。中国にも易性革命という思想があります。

これに従って近々の年号を調べると、


文化 水  文政 水  天保 火  弘化 木  嘉永 木
安政 土  万延 水  文久 水  元治 木  慶應 木
明治 水  大正 火  昭和 金  平成 水      


おやっ、火と金と土が異様に少ない。木と水ばっかりですね。
しかも、火とした大正は期間が15年と短く、関東大震災がおきています。天保も天保の大飢饉で有名ですね。タ行、ナ行、ラ行は忌むべきものとされるかも知れません。
その意味では、「天」も「大」も無いでしょう。
あと画数は前後ほとんど同じですね。

ちなみに、「明治」の「明」は「明の宮」からとられたのだと思っております。明の宮 白峰神宮は、崇徳上皇様をまつったところで、香川県から白峰神宮に勧請して数日後に明治の改元をしているのです。崇徳上皇没後約700年のことで、昨年はその150年後であります。
思えば大正天皇のご称号は明宮(はるのみや)でしたし、近世になっても(今も)いかに皇室が御霊鎮めに心をくだいていたかがわかります。ということで、明かそれにちなんだ一字は入れたいところです。二字目でしょうか?
一字目は、易経の「開物成務」という言葉が好きですので、それからとって「開」。

新元号の予想は「開明」ということで。(あたったら、いいね!を)

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