断熱性暴走反応熱量計(ARC)
断熱型暴走反応熱量計(ARC)は安全で効率のよい製造過程の設計の指標となり、汎用性の高い小規模化学反応器として化学反応の熱量や圧力変化を測定します。得られた結果を元に技術者や研究者は製造工程の潜在的な危険性や安全な工程の設計(緊急排気システム、廃水処理、プロセスの最適化、熱的安定性)を行うことが出来ます。
ARC 244
断熱型暴走反応熱量計
【特長】化学物質の製造過程や貯蔵中に放出される熱量や熱速度を安全に測定が可能。チューブヒーターにより還流による熱損失を減少させ、正確な熱量測定が可能です。
【仕様】温度範囲:RT~500℃
圧力範囲:0~200bar
最高追従速度:20K/min.
試料量:0.5~7ml
ARC 305
断熱型暴走反応熱量計
【特長】加速速度熱量計ARCは温度と圧力を同時に測定し、また密閉型構造より、ガス雰囲気がシステムの熱安定性にどのように影響するかを評価します。リチウムイオン電池の熱安定性、材料開発、充放電によるバッテリー効率測定、保護容器などの安全性評価にも対応します。
【仕様】温度範囲:RT~500℃
圧力範囲:0~200bar
最高追従速度:200K/min.
試料量:0.5~7ml