OMOTENASHI
2022.12.23
OMOTENASHI こんにちは、ネッチ・ジャパンの篠田です。
年の瀬も押し迫って参りましたが、皆様恙なくお過ごしでしょうか?おかげさまを持ちまして、ネッチ・ジャパン創立十周年を迎えて本年も大過なくつとめさせて頂いたことと思います。 子供の頃は、社長というと、大きなデスクに座って、普段は葉巻をふかしてふんぞり返って、自身はゴルフや料亭で御馳走を食べながら、お得意様や業者の方から接待をしたりされたり、というステレオタイプなイメージしかなかったのですが、今でもそんな昭和の社長もいるのかもしれませんが、私の日常は、およそ似ても似つかないように思います。大きな声では言えませんが、やはり、人を相手にしているより装置やソフトをいじっている方が好き、という本質は、変わらないようです。
今年は、海外のサービス対応で、オーストリアとシンガポールに行かせてもらいましたが、オーストリアの古株のサービスマンが、解っているボスが全部やってくれる、今までベストのインスタレーション(据え付け)だ!と言ってくれました。
そんな私にも、避けて通れない接待のお役がつい先月回って参りました。ネッチファミリーの日本観光の接待です。丁度コロナ7波と8波の谷間で(私はこれを個人的に、”Happy Valley”と呼んでいまして、この時期におおいに動くことにしておりますが)、晩秋のもっとも良い季節です。大株主ご夫妻と小さなお子さん二人、ベビーシッターまで一緒なので、まず頭を悩ましたのは移動です。あと、富士山の近くに泊まりたいというご希望がありましたので、電車の乗り換えも微妙です。結局すったもんだのあげく、助かったのは「ジャンボタクシー」。8人乗りのハイエース、チャイルドシートまでつけてくれて「英会話可能な乗務員」と至れり尽くせりでした。(「たびの足」さん、有難うございました!)
東京観光の案内役も一日仰せつかったのですが、考え抜いたコースですが、これはとても評判が良かったです。皆様も海外のお客様を観光案内される場合はご参考になるのではないでしょうか?
①皇居東御苑
(これは予約がいりません)江戸城あとや伏見櫓など見どころ満載です。 あらかじめ、英文のパンフで予習してきたので、説明は意外と詳しかったと思います。
②東京湾ランチクルーズ
シンフォニークルーズというのを予約したのですが、高級フランス料理のランチを食べながら、東京湾をめぐる2時間の船旅です。快晴で眺めが良く、最高でした。 昔知人とクルーズなるものを試したことはあったのですが、夜だと東京湾の眺めって暗いだけなんですよね。ですので、クルーズはサンセットか、ランチクルーズが個人的にはおすすめです。だんだん疲れてきたので、英語の説明はかなり適当です。 日本人は、休日何をしているのだと聞かれましたので、ネットのアンケートを検索して、「何もせずにごろ寝しているが1番多い」とお答えしました。 奥さんの実家が戦時中、ドイツ海軍だったというのだけ食いついてしまいました。 てっきりU(ウー)ボートだと思ったのですが、特殊部隊で英仏海峡に機雷敷設をやっていたということだったので、米軍が日本近海に禁じられていた磁気機雷を大量にばらまいたことを思い出し、でも最初に磁気機雷を使いだしたのはドイツだったんだよな、と思い出して暗い目になってしまいました。
③浜離宮恩賜公園
ランチでもたれた腹ごなしに最適です。このころになると、疲れてきたので、英語の説明はほとんどなしです。
④定番の浅草です。
浅草寺で、クリスチャンのネッチ氏も手を合わせておられましたので、何を祈ったかお尋ねしたところ、社員の健康と幸せを祈ったということでした。私も何を祈ったから聞かれましたので、ウクライナ=ロシア戦争の終息を祈った、とお答えしたら笑っておりました。
そんなこんなで、OMOTENASHIを務め終わりましたが、山田邦子のバスガイド「おもてなし、おもてなし、裏があってもおもてなし」のフレーズがふと思い出されて、終わって、ひとりでに笑みがこぼれたのでした。
来年も、顧客の皆様へのOMOTENASHIも頑張らせて頂きたいと思います。
今後とも、ネッチ・ジャパンを宜しくお願い申し上げます。
年の瀬も押し迫って参りましたが、皆様恙なくお過ごしでしょうか?おかげさまを持ちまして、ネッチ・ジャパン創立十周年を迎えて本年も大過なくつとめさせて頂いたことと思います。 子供の頃は、社長というと、大きなデスクに座って、普段は葉巻をふかしてふんぞり返って、自身はゴルフや料亭で御馳走を食べながら、お得意様や業者の方から接待をしたりされたり、というステレオタイプなイメージしかなかったのですが、今でもそんな昭和の社長もいるのかもしれませんが、私の日常は、およそ似ても似つかないように思います。大きな声では言えませんが、やはり、人を相手にしているより装置やソフトをいじっている方が好き、という本質は、変わらないようです。
今年は、海外のサービス対応で、オーストリアとシンガポールに行かせてもらいましたが、オーストリアの古株のサービスマンが、解っているボスが全部やってくれる、今までベストのインスタレーション(据え付け)だ!と言ってくれました。
そんな私にも、避けて通れない接待のお役がつい先月回って参りました。ネッチファミリーの日本観光の接待です。丁度コロナ7波と8波の谷間で(私はこれを個人的に、”Happy Valley”と呼んでいまして、この時期におおいに動くことにしておりますが)、晩秋のもっとも良い季節です。大株主ご夫妻と小さなお子さん二人、ベビーシッターまで一緒なので、まず頭を悩ましたのは移動です。あと、富士山の近くに泊まりたいというご希望がありましたので、電車の乗り換えも微妙です。結局すったもんだのあげく、助かったのは「ジャンボタクシー」。8人乗りのハイエース、チャイルドシートまでつけてくれて「英会話可能な乗務員」と至れり尽くせりでした。(「たびの足」さん、有難うございました!)
東京観光の案内役も一日仰せつかったのですが、考え抜いたコースですが、これはとても評判が良かったです。皆様も海外のお客様を観光案内される場合はご参考になるのではないでしょうか?
①皇居東御苑
(これは予約がいりません)江戸城あとや伏見櫓など見どころ満載です。 あらかじめ、英文のパンフで予習してきたので、説明は意外と詳しかったと思います。
②東京湾ランチクルーズ
シンフォニークルーズというのを予約したのですが、高級フランス料理のランチを食べながら、東京湾をめぐる2時間の船旅です。快晴で眺めが良く、最高でした。 昔知人とクルーズなるものを試したことはあったのですが、夜だと東京湾の眺めって暗いだけなんですよね。ですので、クルーズはサンセットか、ランチクルーズが個人的にはおすすめです。だんだん疲れてきたので、英語の説明はかなり適当です。 日本人は、休日何をしているのだと聞かれましたので、ネットのアンケートを検索して、「何もせずにごろ寝しているが1番多い」とお答えしました。 奥さんの実家が戦時中、ドイツ海軍だったというのだけ食いついてしまいました。 てっきりU(ウー)ボートだと思ったのですが、特殊部隊で英仏海峡に機雷敷設をやっていたということだったので、米軍が日本近海に禁じられていた磁気機雷を大量にばらまいたことを思い出し、でも最初に磁気機雷を使いだしたのはドイツだったんだよな、と思い出して暗い目になってしまいました。
③浜離宮恩賜公園
ランチでもたれた腹ごなしに最適です。このころになると、疲れてきたので、英語の説明はほとんどなしです。
④定番の浅草です。
浅草寺で、クリスチャンのネッチ氏も手を合わせておられましたので、何を祈ったかお尋ねしたところ、社員の健康と幸せを祈ったということでした。私も何を祈ったから聞かれましたので、ウクライナ=ロシア戦争の終息を祈った、とお答えしたら笑っておりました。
そんなこんなで、OMOTENASHIを務め終わりましたが、山田邦子のバスガイド「おもてなし、おもてなし、裏があってもおもてなし」のフレーズがふと思い出されて、終わって、ひとりでに笑みがこぼれたのでした。
来年も、顧客の皆様へのOMOTENASHIも頑張らせて頂きたいと思います。
今後とも、ネッチ・ジャパンを宜しくお願い申し上げます。